味噌汁が爆発!?
あるお客さんのお家にパソコンの設定でで伺った際に、
「近くでパソコンを使っているとIH調理器がおかしくなるなんてことありますか?」
と尋ねられました。
そのお家は、キッチンをリフォームされた際に、コンロをIHクッキングヒーターにされているのですが、
伺う直前に、味噌汁を温め直している時に、鍋が1cmほど浮いたというのです。
これは大変な事故に繋がる可能性がある、と思い、まずは取扱説明書を隅から隅まで目を通してみました。
しかし、そのような記述は無く、その「浮き上がった鍋」でとりあえず、水を沸騰させてみたり、鍋の下に水をわざとこぼしてから加熱を続けたりしましたが、浮き上がるような様子は無し・・・
メーカーならそんな事例を知っているかも?と思って、お客様相談室に電話してみました。
担当者が電話中とのことで、かけ直してもらうと、「それは突沸によるものです」とあっさり回答がありました。
「説明書にも書かれているはずですよ」とのことで、同じ型番の説明書を電話の向こうで準備してくれました。
「○○ページの△△に・・・」
え?無いよ・・・
どうやら、その製品の初期の説明書には記載が無く、途中から追加されたようなのです。
おそらく、それが原因になった事故があったのだろうと思って調べたら実際にあったようです。
で、「突沸」というのは何かというと、液体を加熱しすぎた時に突然沸騰して飛び散る現象の事です。
小学校だったかの理科の実験でやったような記憶があります。味噌汁などでは起きやすいようです。
しかし、今回は鍋が浮いています。それはどういうことでしょう?
メーカーの担当者の話によると、ガスコンロでも突沸は発生していたが、五徳に鍋が乗っているため、鍋が動くことは少なかった、というのです。
IHクッキングヒーターでは鍋とヒーターが平面で密着しているため、爆発した力が直接ヒーターの天面ガラスに加わって、鍋が浮いてしまったのでしょう。
ちなみに、そのお家では、IHで鍋が浮いたので、中央にある電熱線ヒーターに鍋を移したが同じように浮いてしまったとのことでした。
メーカーの担当者に聞いた追加された一文には
「味噌汁などは弱火でかき混ぜながら温めて下さい」
と書かれているそうです。
皆さんもお気をつけ下さいね。

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