不良灯油は使わないで



変質した灯油
石油暖房機には必ず「不良灯油は使用しないで下さい」というような表示がされています。故障の原因になるからなんですが、どんなのが使ってはいけない灯油なのでしょうか?

まず、変質した灯油。これの見分け方は、透明なコップに半分位ずつ灯油と水を入れます。水の方が重いので下に沈み、二つが分かれます。それを白い紙に透かしてみて下さい。
もし、灯油の方が黄色っぽく変色していたら、その灯油は変質しています。

次に水が混入した灯油。屋外保管していて、口から雨が入ったなんてのは論外ですが、容器内部に温度差から露がついて、それが溜まることがあります。
水はさっきと同じように下に溜まりますから、容器の一番底の部分の灯油を抜き出して水が混じっていないか確認して下さい。
もし、入っていたら、底の水が混じっている分を吸い出して上層部のみを使うようにして下さい。
大型のFFヒーターなどでは屋外に大きなタンクを置いて、そこから灯油を本体へ送っていますが、これの場合は水混入をチェックする窓がついています。水抜きも簡単に出来るようになっているので、定期的にチェックして下さい。

さて、変質してしまったものは仕方ないので、新しい灯油を購入する時にスタンドなどに引き取ってもらうしかありませんが、変質させにくい方法はあります。
保管容器は、着色されたポリ容器を使って下さい。白い容器は水を入れるためのもの。光により変質が促進されるので使用しないで下さい。
保管場所は、光の当たらない場所を選んで下さい。やむを得ずベランダなどに置く場合は、容器をさらに他のコンテナなどに入れて、日光から遮るようにして下さい。
シーズンが終わったら暖房機の中の灯油を使い切るのは当然ですが、ポリ容器に満タンに入ってしまっているとなかなか使い切れません。その場合は、上記のように冷暗所に保管しておけば翌シーズンでもまず問題なく使用できると思います。ただ、持ち越した灯油は、使う前に変質していないかどうか必ずチェックして下さいね。


内藤電機インターネット支店
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